古紙回収無料サービスの流れとリサイクル方法

古紙回収無料サービスの流れとリサイクル方法

古紙回収無料サービスの流れとリサイクル方法 私たちが生活する上で出る古紙は、資源ごみとして回収されています。リサイクルして新しいダンボールや新聞紙、トイレットペーパーとして商品化していきます。この流れを繰り返すことによって、限りある資源を無駄使いせずに、環境を守っています。環境を守り未来を考えるのは、地球上の生き物すべてに関係があります。このように環境を守る活動は、世界的にも広がっています。

古紙回収はできれば無料でお願いしたいものですが、最近は無料で回収してくれる業者が減少しています。その理由は、コロナウイルスの影響で古紙買い取り相場の変動によるものが大きく、買い取り価格が落ち着かないとなると、これまで無料で回収していた業者も有料にせざるを得ない状況となり、どうしても無料回収が難しくなります。業界全体がそのような流れになっているなかでも、古紙回収を無料で行っている業者も存在しています。無料回収の条件に当てはまる場合は、利用したいものです。

古紙回収は、回収予約を取ることから始まります。毎日回収しに来てほしいという企業や工場もあれば、週に2回を希望しているなど、それぞれの会社の状況により異なります。回収の頻度や時間などを打ち合わせ、できるだけ希望に添うような予定を組んでくれます。専用の車両で古紙回収に向かい、回収した古紙は一時的に保管所に入れられ、分別作業を待つことになります。その後、保管所から分別場所に持ち込まれ、古紙を束ねているビニールひもをほどく作業や、古紙を種類別に分けるのですが、これは手作業にて丁寧に行われるため、少々時間を有することになります。

なぜ、古紙を種類別に分けることになるかについてですが、これは古紙というのは、ひとまとめにされますが、実際は種類別に分けられてリサイクルされるからです。ダンボールはダンボールとして再生されますし、新聞紙は新聞紙として、コピー用紙はトイレットペーパーというように、ある程度決まっています。たとえば、コピー用紙がダンボールに再生されることはまずないので、このような古紙を種類別に分別しなければならないのです。

また、古紙として回収されたものを細かくチェックしていくと、いったん使われた紙類であることは、間違いありませんが、リサイクル不可にあたるものが含まれていることもあります。感熱紙やワックス付きダンボール、ラミネート紙などがこれにあたります。リサイクル不可のものは資源ごみとして出さないようにしましょう。

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